Internet: 2006年10月アーカイブ

あれこれそれ と,ここ最近 YouTube 関連の話題を書いていたら,タイムリーに上記の記事を発見.

YouTube での著作権侵害データへのリンクの是非について書かれているんだけれども,基本的にこのへんの話は,日本はいつも時代遅れの様な気がします.

それをわかっていて,あえて真面目に法律家の立場として論じてるんだろうけど,国・場所・地域を問わないインターネットでの出来事を,日本のルールで考えようとするから,当然無理がある.

自分は専門家じゃないので厳密なところはわからないけれど,リンクについては基本的には 『 不特定多数に公開している以上,誰からリンクされても文句は言えない 』 と思っています.

確かにリンクしてくれたときは一言連絡もらえると嬉しいですが,その連絡は必須とは考えて無いし,事前承諾を要求するつもりもありません.

インターネットを始めたころ ( 1995年頃 ) は 『 リンクというものは事前に相手の許可をとって,承諾を得た後にするべきだ 』 といったネチケットが広く浸透していたような気がします.

でもそれは,ここまでインターネットが社会に広がる前のごくごく内輪の世界だった頃の話.

こういったルールは時代・状況とともに変わっていくと思うけど,基本的なところは,インターネットだろうと何だろうと日常の社会生活と同じだと思う.

ごくごく個人のサイトで 『 リンクしないで 』 と書いてあれば,その個人の考えに則って控えた方がいいだろうけど,ある程度の規模の会社のサイトで 『 無断リンク禁止 』 と書いてあると,あまりネットのことをわかってない心の狭い会社だなと思ってしまう.

リンクを張って欲しくないものであれば,技術的にいくらでも対応できるので,自らがそういう対策をとればいいと思います.

それを,公開はするけど,リンクはするなって,ずいぶん横柄な態度のような.

で,話はそれたけど YouTube へのリンクですが,こんな考えから,張る・張らないは,張る側の自由だと思ってます.

かと言って,流石にオフィシャルな企業のサイトが YouTube の著作権侵害データ ( と思われるようなもの ) にリンクするようバカなことはしないでしょう.

それは,その会社のモラルが問われます.

良識の範囲内であれば,個人サイトからリンクするぐらい,良いのでは.

その辺の考え方が日本はちょっと頭でっかちの様な.

まぁ,その ”良識の範囲” を逸脱してしまう個人が多いのも事実ですが...

性善説すぎるかな.

あ~ぁ,著作権の権利処理を代行してくれて,個人でも音楽データを配信可能なシステム が日本でも早く実現するといいなぁ.

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この前の記事 書いた後,一晩経って,次の日思ったのでした.

YouTube だからと言って,別に著作権侵害データを容認しているわけではなく,単純に削除が追いついていないだけでは.

って,ごくごく当たり前の結論ですけど.

多分,テクノミュージックのプロモーションビデオのようなマイナーコンテンツは,削除を望むような人たち ( レコード会社? レーベル? アーティスト? ) からの要求が低かったり,要求があったとしても,もっと問題の大きなところに工数をかけなきゃいけなくて,後回しになっているだけかと.

でも,Google が買収したことによって,彼らの得意分野で ( 検索技術の関連分野を動画データに適用し,パターン認識,特徴抽出,データベース化,パターンマッチング等々で ) 自動的に著作権侵害データかどうかの判別が可能になるのではと思っています.

Google はとりあえずお金で世界 No.1 動画ポータルを手に入れ,自社の技術を導入することで正常化し,各コンテンツホルダーとの提携でメジャーコンテンツを拡充,そんな感じでビジネスに結び付けようとしてるのではと,勝手に推測してみました.

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別にこれが良いとか,悪いとかそういうこと言うつもり全然無いのですが,しっかし,こんなに堂々と著作権侵害なデータが置きまくりとは思わなかった.

Sven Vath で検索かけたら,ヒットしまくり...

ん,俺が間違ってるのかな????

俺がこれらの動画を著作権侵害と考えてしまうことが,世界の潮流に逆行しているのか????

PV 見る限りは,大体が画質汚いからアナログ取り込みっぽいけど,そういう画質だったら "あり" って見解なのでしょうか?

でも,デジタル取り込みっぽい綺麗なのもあるなぁ.

この YouTube が公のサービスとして Warner Music と提携したり,Google が買収しちゃうわけだから,それもまた凄い.

日本の場合,Winny なんかでちまちまダウンロードして,そのあげく,技術者は逮捕されちゃうわけだから何か違うよな.

デジタル放送しかり,音楽配信しかり,日本人は真面目すぎるのかも.

いや,真面目ってよりも,既得権に群がる人たちが,パイの狭い日本の中でお互いけん制しあって,自分の庭に囲い込んでるだけなのかも...

その間に世界はどっさり別の人たちにもってかれてる.

誤解の無いように言うと,何でもありで自由な世界がいいなぁって思ってるわけではなく,多少なりとも暗号やってた人間だったりするので,セキュアな技術も重要で,生活を豊かにすると個人的には思ってます.

でも,この YouTube の状況を見てると,ちょっとカルチャーショックを感じずにはいられません.

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著作権無法地帯ってのは個人的にはあまり好きじゃないですが,でも,YouTube やっぱすげ~!

俺がここまでクラブにハマるきっかけとなったのはこれらの曲のせいであり,1996年前後に全盛を誇った ハッピーテクノ・ハンドバッグ のアンセムがどっさりです.

全部,最高!!!!

発掘してくれた modern-garde & Kenzo ありがとう!

ちなみにこれらの曲は,自分の iPod の中で今でも現役です.

※以下 YouTube へのリンクです. クリックすると PV が見れます.

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最近,あまりにも SPAM メール多いので ( 一週間で1000通ぐらいですよ... ) ,プロバイダとメーラーソフトでフィルタリングして振り分けてるのですが,これがなかなかうまく機能してくれないもんで,知り合いにメール送ったよって言われたのに来ないと思ったら,数日・数週間後実は SPAM の方に振り分けられてることに気づいたりして,この辺の対策本格的に勉強して考えないと駄目ですね.

10年前ぐらいから自分のサイト作ってて,そのときはこんなことになるとは思ってなかったので,メアドとかサイトに載せちゃってたけど,ロボット収集で多分その手のリストに載っちゃってるようなきもするし,かといってメアド変えられないし,何か考えないとね.

念のため SPAM フォルダの中に重要なメール無いかざっくり確認してるんだけど,フィルタリングしてるのに本末転倒...

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